車のローンの借り換えってお得になるの? 確認ポイントと注意点をやさしく解説

☑ 車の購入時に、ディーラーでローンを契約した人
☑ 月々の支払額は把握しているが、支払い総額はあまり意識していない人
☑ 収入や家計の状況が変わり、車のローンの負担を見直したいと感じている人
車のローンを組むとき、多くの人がまず気にするのは、「月々いくら支払うことになるか」ではないでしょうか。
ディーラーで提示された金額を見て、「このくらいなら無理なく払えそう」と感じるのは自然なことです。ただ、「このまま同じ条件で払い続けてよいのか」「途中で見直せないのか」と考える人も少なくありません。
そこで気になるのが、車のローンの借り換えという選択肢です。
いま利用しているローンを、銀行のマイカーローンなどに借り換えることで、返済額を見直せる可能性があります。ただし、借り換えは誰にとっても必ずお得になるものではありません。ローンの特徴や返済状況によって、結果は大きく変わります。
この記事では、ディーラーローンを利用している人が、銀行マイカーローンへの借り換えを考えるときに知っておきたい考え方と注意点を、できるだけ分かりやすく整理していきます。
1.ケーススタディ:借り換えで返済額はどれくらい変わるの?
ディーラーローンの金利は年率5~8%程度、銀行のマイカーローンの金利は年率3~5%程度のケースが多く、金利に大きな差があります。
仮にこれらの金利を前提にして、300万円の車を返済期間5年間のローンで購入した場合に、月々の支払額と支払総額にどれだけの違いが出るかを確かめてみましょう。
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ディーラーローン |
銀行マイカーローン |
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金利 |
6.0%(年率) |
3.5%(年率) |
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借入額 |
300万円 |
300万円 |
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返済期間 |
5年(60回) |
5年(60回) |
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月々の返済額 |
57,998円 |
54,575円 |
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支払総額 |
約348万円 |
約327万円 |
この条件で借り換えた場合、月々の返済額は約3,400円、支払い総額では約20万円減っています。思ったより差が出ると感じた方もいるかもしれません。
ただし、これはあくまで一例であり、この結果がそのまま誰にでも当てはまるわけではありません。大切なのは、「ローンを借り換えした場合にメリットがあるのか」を確認することです。
2.まずは、いま利用しているローンを確認する
借り換えを検討するとき、金利が年率何%かという点だけで判断してしまうと、思わぬ理由で借り換えができなかったり、想定よりもメリットを感じられなかったりすることがあります。
なぜなら、車のローンは種類ごとに、「返済期間に完済することを前提としているのか」「途中で条件を見直すことを想定しているのか」といった前提が大きく異なるからです。そのため、借り換えを考える第一歩として大切なのは、いま、自分が利用しているローンがどんな商品性なのかを理解することです。
まずは、ディーラーローンと銀行マイカーローンが、それぞれどのような特徴を持つ商品なのかを確認してみましょう。
① ディーラーローン(通常型)
車の購入代金を分割で支払う一般的なローンです。車の購入と同時にディーラーで申し込みから契約まで進められるため、手続きの手軽さから多くの方に選ばれています。
購入の流れの中でワンストップに進められる一方、銀行のマイカーローンに比べて金利が高めに設定されることが多いのが特徴です。このため、利用開始後に返済負担の見直しを目的として、より低金利の銀行マイカーローンへ借り換えを検討するケースが見られます。
ただし、
・繰上返済手数料や事務手数料がかかるのか
・借り換え後に、支払い総額がどれだけ減るのか
といった点を確認せずに進めると、「金利は下がったが、結果としてメリットが小さかった」ということも起こり得ます。
② ディーラーローン(残価設定型)
数年後の車の下取り想定価格(残価)をあらかじめ差し引き、残りの金額を分割で返済するローンです。将来の下取り価格を前提とした設計のため、月々の返済額を抑えやすく、一定期間ごとに車を乗り換えたい方に向いた商品といえます。
このローンでは、契約時点で契約終了時の取り扱いまで含めて内容が定められており、「返却・買い取り・乗り換え」といった選択肢があらかじめ用意されています。その一方で、走行距離や車両状態について一定の条件が設けられている点も、通常型のディーラーローンとは異なる特徴です。
こうした商品設計から、返済途中で借り換えを検討する際には注意が必要になります。例えば、
・借り換えの際に、残価部分を含めた金額を一括で精算する必要が生じる
・「乗り換え前提」で組まれていたローンを途中で変更した結果、最終的な負担額が増える
といったケースも考えられます。
そのため、残価設定型ローンの場合は、「金利が下がりそうだから」という理由だけで借り換えを判断するのではなく、契約終了時の選択肢まで含めて、いま利用しているローンが自分の車の使い方に合った内容かどうかを見直すことが重要になります。
③ 銀行のマイカーローン
銀行が提供するマイカーローンは、返済期間内に完済することを前提とし、残価設定などを伴わないシンプルな設計のローンです。車両購入費用に限らず、車検・修理費用、免許取得費用など、車に関わる幅広い支出に利用できる点が評価されています。
その使い勝手のよさから、近年では、ディーラーローン返済中の借り換え先としてだけでなく、残価設定型ローンの契約終了時に「買い取り」を選択する際の資金や、複数のローンをまとめて返済を整理する手段として検討されるケースも見られます。
銀行のマイカーローンへ借り換えることで、
・金利が下がり、支払い総額を抑えられる可能性がある
・返済期間や月々の返済額を、家計の状況に合わせて調整できる
といったメリットが期待できます。
一方で、利用にあたっては所定の審査があるため誰でも必ず利用できるわけではないことや、残りの返済期間が短い場合には、借り換えによる効果が限定的になり得ることも、あらかじめ理解しておく必要があります。
次の章では、ディーラーローンからマイカーローンに借り換えをするときの注意点を整理していきます。
3.ディーラーローンから借り換えるときの注意点
ディーラーローンを利用している場合に借り換えを検討する際に、事前に確認しておきたいポイントがあります。
借り換えが難しいケース
ディーラー(残価設定型ローン)の制約
残価設定型は、契約終了時に返却/買い取り/乗り換えを選ぶことを前提にした契約です。返済途中での借り換えは、残価部分を含めた一括精算が必要になったり、契約の途中終了扱いとなることがあり、そもそも借り換え不可のケースもあります。
銀行の基準
車の利用目的(事業利用など)によっては、借り換えの対象外となる場合があります。また、審査基準は銀行ごとに異なります。
このように、借り換え可否については、ディーラーの契約条件と銀行の審査条件の両方で決まります。そのため、ディーラーと銀行の双方に確認することが重要です。
手数料が発生するケース
ディーラーローンからの借り換えにあたっては、繰り上げ返済手数料や車の所有者の名義変更に関する手数料など、思わぬ費用が発生することがあります。金利だけでなく、これらを含めた支払い総額を確認したうえで検討する必要があります。
こうした点を踏まえると、「自分の場合は、借り換えができるのか」「手数料を含めてもメリットが出そうか」を、個別条件を整理してから判断することが重要になります。
4.借り換えを考える前に確認しておきたいポイント
こうした判断軸で整理していくと、銀行のマイカーローンは「いまのディーラーローンと比較検討するための選択肢」として活用されることが多いローンだと言えます。たとえば、次のような考えを持っている人にとっては、一度内容を確認してみる価値があります。
- 借換えによって支払い総額を抑えられるのかを知りたい
- 残価設定型ローンの契約終了時に「買い取り」を選ぶ場合に、資金調達の選択肢になるのかを確認したい
大垣共立銀行マイカーローンの商品ページでは、検討に必要な金利・条件・必要書類などを整理して確認できます。
さらに事前審査(仮審査)の仕組みが用意されており、本審査の前に想定条件の目安を確認できます。
(事前審査は大垣共立銀行の口座を持っていなくても申し込み可能です)
※最終可否や条件は本審査で決定されます
事前審査(仮審査)は、正式申込に進む前の段階で、返済計画の目安を把握するための簡易チェックです。
- 確認できること:想定される条件の目安(例:借入可能額の目安 等)
- 確認できないこと:借り換えの実行可否の確約、本審査での最終条件
事前審査の段階で、必ず借り換えを実行しなければならないわけではありません。
検討材料をそろえるためのプロセスとして、必要に応じて活用してください。
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借り換えを考える前に、整理しておきたいこと
借り換えを検討する際は、いきなり「借りる・借りない」を決める必要はありません。
まずは、いま利用しているローンの内容をディーラー等で確認すること、銀行マイカーローンの条件を銀行の公式サイトで確認することが大切です。
■STEP1|いま利用しているローンの条件を確認する(ディーラー・契約書類)
- 残りの返済期間はどれくらいか
- 残っている借入額はいくらか
- 残価設定型ローンの場合、買い取り時に必要となる金額はいくらか
■STEP2|銀行マイカーローンの商品性を確認する(銀行のホームページ)
- いま利用しているローンが借り換え対象となるか
- 金利や返済期間の条件はどうなっているか
■STEP3|手数料を含めた総額を確認する(ディーラー・銀行の双方)
- 繰り上げ返済手数料がかかるか
- 名義変更などの費用がかかるか
■STEP4|事前審査を申し込む(銀行)
- 借り換えができそうかの目安を知る
- 条件次第で借り換える価値がありそうかを確認する
銀行のホームページを見ながらマイカーローンの情報を整理していくことで、「自分の場合は、借り換えるメリットがありそうか」を、より具体的にイメージしやすくなります。
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5.まとめ
車のローンの借り換えは、急いで決めるものではありません。まずは、自分の場合に条件がどう変わる可能性があるのかを整理することが大切です。
ディーラーローンや残価設定型ローンを利用していて、少しでも気になる方は、まずは大垣共立銀行マイカーローンの商品ページで内容を確認してみてください。自分の状況に合った選択肢かどうかを考えるきっかけになるはずです。
2026.3.30現在
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